もはや40代の常識?改めて知っておきたい、ヒアルロン酸の効果や摂取方法
こんにちは♪
40代からの美容と健康のブログ【re-biyou40】の管理人【KYOU(きょう)】です。
今日はもはや40代の常識?「ヒアルロン酸の効果」についてです。
「お肌のために働く成分と言えば?」と聞かれたとき、いくつかの名前が思い浮かぶと思いますが、おそらく大多数の方が「ヒアルロン酸」を挙げられるのではないでしょうか。
スキンケアアイテムやサプリメントに対して興味を持っている方、美容意識の高い方にとってはヒアルロン酸は非常になじみのある成分ですが、ヒアルロン酸の名前は知っているけれど詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか?
ここでは、ヒアルロン酸の効果や取り入れ方について解説しますので、これを機に40代の救世主「ヒアルロン酸」についての知識を深めてみましょう。
ヒアルロン酸って何をする成分なの?
なんとなく「ヒアルロン酸は肌にしかないものだ」と思われている方もおられると思います。
たしかに、ヒアルロン酸は肌の表皮と真皮の両方に存在しているものなのですが、実は目、へそ、間接にも存在しています。
目に存在するヒアルロン酸は眼球の組織を結合するために働き、へそに存在するヒアルロン酸は胎児のへその緒がねじれることを防ぐために働いているのです。
ヒアルロン酸は非常にネバネバとしており、アミノ酸と糖分が重なり合ってできています。
これをムコ多糖類と呼ぶこともあるのですが、ムコ多糖類の「ムコ」とはラテン語で動物の粘液という意味だそうです。
ヒアルロン酸のネバネバが名前の由来なのですね。
ヒアルロン酸は牛の目から発見された
ヒアルロン酸は、1934年のアメリカ合衆国で発見されました。
コロンビア大学のカールマイヤー博士によって発見されたものが研究されていき、1970年代には医薬品として利用されるようになったそうです。
ちなみに、ヒアルロン酸を主な成分とした医薬品が初めて登場したのは1987年のこと。
それから現在にいたるまで、多くの研究施設やメーカーでヒアルロン酸の研究が行われています。
医療現場で活躍するヒアルロン酸
日常生活を送っているとあまり聞き慣れないものですが、ヒアルロン酸は間接機能改善薬、眼科手術補助剤、内視鏡用粘膜下注入材、点眼薬といったかたちで医療に用いられています。
美容医療の現場では、ヒアルロン酸注射が行われています。
ヒアルロン酸注射は、しわ、たるみ、ほうれい線、唇に使う硬いものと、目の下や小ジワといった細かな部分に使う柔らかいものがあり、用途に応じて使い分けられています。
ヒアルロン酸の種類と特徴
ヒアルロン酸ナトリウム
最も一般的なヒアルロン酸が、このヒアルロン酸ナトリウムというものです。
ヒアルロン酸のなかでも分子のサイズが大きめで、角質層で留まるため肌の奥へは浸透していきません。
肌表面で肌を守る機能をサポートするのが特徴です。
アセチル化ヒアルロン酸
別名「スーパーヒアルロン酸」とも呼ばれるヒアルロン酸です。
これは、ヒアルロン酸に油性に属する成分を結合させたものですので、皮膚との相性が良いという特徴があります。
前述のヒアルロン酸ナトリウムに比べると分子のサイズは10分の1以下となり、かなり小さくなっているためサラサラとした触感です。
加水分解ヒアルロン酸
これは、ヒアルロン酸と水分を一緒にしたもので、別名「浸透型ヒアルロン酸」と言われています。
ヒアルロン酸の分子の大きさがかなり小さくなっており、肌に浸透しやすく、しっかりと水分を維持してくれます。
ヒアルロン酸の役割は?
肌の水分を維持して潤いをキープする
ヒアルロン酸の保水力は高く、肌にある細胞の間にある隙間を埋めるという役割を担っています。
また、肌の表皮に存在するヒアルロン酸は、肌が乾燥しないように水分を抱えるために働きます。
エイジングサインを予防、ケアする
シワ、ほうれい線ができてしまう原因として、肌の弾力がなくなったことや、肌が乾燥しているということがあります。
ヒアルロン酸は肌の弾力と乾燥状態に関わるものですので、ヒアルロン酸が十分に足りていればこれらのエイジングサインを予防することが期待できます。
エイジングケアのためにヒアルロン酸を使用するのもおすすめです。
ヒアルロン酸が減るとどうなるの?
ヒアルロン酸が減っていくと、肌が乾燥しやすくなり、ハリや弾力が衰えてくるといったことが起こります。
また、肌以外では、目や関節の機能が低下することがあります。
肌に比べて、目や関節のヒアルロン酸が減ることで、身体機能にも影響を及ぼす可能性が高くなりますので、なるべくヒアルロン酸を摂取するように意識しておくと良いでしょう。
ヒアルロン酸を維持するためには、栄養バランスに気を付けた食事メニューと、規則正しい生活習慣に注意してください。
健康的な生活を送ると、ヒアルロン酸を生み出すもととなる線維芽細胞が元気になり、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンといった肌を支えてくれる成分を生成するようになりますので、自然と肌が綺麗になっていくかもしれません。
ヒアルロン酸の摂取方法は?
スキンケアで取り入れる
パッケージに「ヒアルロン酸配合」と記載されたアイテムはたくさんありますが、商品を選ぶ際には、ヒアルロン酸とコラーゲン、エラスチンが配合されたものを選ぶのがおすすめです。
また、高価なものよりは自分の手の届く範囲で長く使い続けていける値段のものを選ぶと、長期にわたって無理なく使用していけるでしょう。
しかし、安価だからといってよく知らないメーカーのものを選ぶのは良くありません。
ヒアルロン酸の品質や、製造過程によっては効果が得られない可能性もありますので、まずは自分の知っているメーカーや口コミで評価が高いものをチェックしてください。
ちなみに、乾燥肌の方にはヒアルロン酸はかなり効果的です。
しっかりと保水してくれるので肌が潤う感覚が実感できるはずです。
また、乾燥が原因でたるみやシワができている場合もヒアルロン酸でのスキンケアをおすすめします。
サプリメントで取り入れる
ヒアルロン酸を一定量摂取し続けることができるサプリメントを使えば、手軽にヒアルロン酸を補給することができますので、美容と健康のために効果的です。
粉末、錠剤、ジェルなどさまざまなサプリメントがありますので、自分の好みのものを見付けるのも楽しいかも知れませんね。
また、ビタミンやセラミドやコラーゲンといった他の美容成分が配合されているものを選ぶと、一度に複数の効果を得ることができますので、美容効果がさらに高まるかもしれません。
医療機関でヒアルロン酸を注射する
スキンケアやサプリメントでは解決できないエイジングサインを解決したい場合は、さきほども紹介したヒアルロン酸注射が効果的です。
気になる部分にヒアルロン酸を注入することでシワやたるみを改善し、若々しい印象へと導きます。
しかし、ヒアルロン酸注射の効果は数か月から1年程度の時間をかけて徐々に消えていくため、効果を継続させたいのであればクリニックに何度も行く必要があります。
さらに、未熟な医師による施術を受けて失敗することもありますので、ヒアルロン酸注射を行うクリニックを選ぶ際には慎重に選ぶようにしてください。
ヒアルロン酸はわたしたちの体を支える存在
美容のためにはスキンケアやヒアルロン酸注射が効果的ですが、体の中に取り入れるためにはサプリメントが効果的です。
「ヒアルロン酸」は継続して取り込むことで今の健康な状態を維持しやすくなります
特に40代の私たちは「ヒアルロン酸」を内からと外からと積極的に摂取するように心掛けた生活を送ることが美と健康のポイントになります。