肌の乾燥は困りもの!40代のドライスキン 原因と対策とは?
肌 乾燥 原因 対策 カサカサくすんで顔色悪く見える・・・
今や年間を通してさらされるようになり、1年中肌の乾燥が気になるようになったと思いませんか?
お元気ですか?
最近、お肌の調子はいかがですか?
40代からの美容と健康のブログ【re-biyou40】の管理人【KYOU(きょう)】です。
【KYOU(きょう)】が最近感じていることですが、1年中肌が乾くようになってきました。
以前は肌の乾燥は暖房器具を使い始める11月くらいから感じることが多かったのですが、最近はどこにいっても空調が整っており、エアコンの空気、冬の乾燥した気候・・・私たちの肌は、いつも乾燥にさらされています。
肌が乾燥する・ドライスキンになると、かさついてくすみが目立つようになり、見た目も悪くなります。
しかし困ったことに、一度乾燥してしまうとなかなか元の状態に戻すことはできません。
そうなる前にどうにか乾燥を予防したい!そうお考えの方のために、今回は肌が乾燥する原因、そして予防法などをご紹介していきます。
もちろん、ドライスキンや肌が乾燥してしまった後の対策などについても詳しく見ていきます。
参考になることが1つでもありましたら取り入れてみて下さい。
肌はこうして乾燥してしまう
肌が乾燥する、様々な原因とは
なぜ、私たち特に40代の肌は内側に水分を保ったままにしておけず、乾燥してしまうのでしょうか。
それには様々な原因があります。
先ほど述べた、冬場の乾燥した空気やエアコンの影響などによるものもありますが、それはほんの一部です。
乱れた生活習慣など、私たちの内側から来ている原因もあるのです。
肌が乾燥する主な原因としては・・・
2、栄養バランスの崩れた食事をしている
3、睡眠が足りていない
4、スキンケアが足りていない、または間違ったスキンケアをして肌にダメージを与えている
5、体を洗う時41℃以上の熱いお湯を使っている
6、必要以上に顔や体を洗っている
7、洗顔後、または体を洗ったあと、ゴシゴシと力を込めてしまい肌に摩擦を与えている
いかがでしょうか。
日常のなかで、ついつい力を込めて顔や体をこすってしまったり、また栄養不足に陥っている方もいると思います。
これら一つ一つは些細なことかもしれませんが、積み重なると肌へのダメージは相当なものになります。
肌に悪影響を与えるこれらの習慣をしていないか、普段の生活を見直してみましょう。
肌を守る「バリア機能」とは何か
お伝えしたとおり、肌は外部から刺激を受けたり、また何らかの原因で皮脂と水分のバランスが崩れると、乾燥します。
ではなぜ、これらのことが原因で乾燥するのでしょうか。
そこには肌を守る「バリア機能」が密接に関係しているのです。
お聞きになったことのある方もいるかもしれませんが、肌には「バリア機能」とよばれるものがあります。
実は人の肌と一口に言っても、その内部は3層に分かれており、それぞれ表皮、真皮、皮下組織と呼ばれています。
このうちバリア機能というのは表皮に存在しているものです。
肌のバリア機能が正常に保たれるには、皮脂膜、天然保湿因子、そして細胞間脂質という三つの要素が必要になってきます。
まずは、皮脂膜とよばれるものについて
ひとには汗腺というものがあり、そこから汗が分泌されますが、その汗と、毛穴から分泌される皮脂とが混ざり合うと、皮脂膜とよばれるものができます。
この皮脂膜は、肌を守る「ベール」ともいうべき役割を持ち、天然の保湿クリームのように肌を守ってくれています。
肌の水分が保たれるのは、この皮脂膜のおかげですし、また角質が剥がれるのを防いでくれるのもこの皮脂膜です。
次に、天然保湿因子について
これはミネラル、アミノ酸、尿素などにより構成されています。
肌の柔らかい状態、弾力のある状態を保つことができるのは、この天然保湿因子が水分の角質層に吸着してくれているからこそなのです。
そして最も肌を保湿してくれるのは、細胞間脂質です
皆さんも保湿力の高い成分として「セラミド」という成分をお聞きになったことがあると思いますが、このセラミドはまさに細胞間脂質の代表ともいえる成分です。
細胞間脂質は、角質細胞の間にできた隙間を埋め、水分が蒸発するのを防いでくれます。
また、これにより外部刺激から肌を守る役割も果たしています。
肌の保湿という役割の中では、実に80%をこの細胞間脂質が果たしてくれているのです。
バリア機能はこれら3つの要素から成り立っています。
何らかの原因でこのバリア機能の働きが衰えると、肌は乾燥し、様々な肌トラブルにつながる可能性があります。
肌の乾燥を防ぐには、バリア機能を正常に保つことが重要なのです。
こんなに怖い!肌が乾燥することで起こるトラブル
肌が乾燥すると、ただ肌がカサカサしたりくすんだりするだけではありません。
乾燥は、さまざまな肌トラブルの引き金になることもあるのです。
肌がかゆくなったり、粉が吹いたようになりメイク乗りが悪くなったり、またニキビができたり湿疹ができたり、毛穴が詰まったり・・・といった状態がそれです。
肌がかゆくなるのは、乾燥して「ヒスタミン」という物質が発生することが原因です。
そして、痒いところを掻いたりするとますます肌の状態が悪くなり、酷い場合は湿疹ができたりします。
また、肌は乾燥すると、皮脂を過剰に分泌してしまいます。
過剰に分泌された皮脂はなかなかきれいに洗い落とすことができず、毛穴に詰まったりするなどして、ニキビの原因ともなります。
この方法で乾燥肌を改善しよう
保湿効果のある化粧品を使う
肌が一度乾燥してしまうと、なかなか治せず厄介なものです。
ではどのように対処したらよいのでしょうか?一つの方法としては、保湿効果の高い化粧品を使うことです。
保湿効果の高い成分といえば、セラミドですが、その他にもコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの成分が高い保湿効果を備えています。
これらの成分を含んだ化粧品を使い、乾燥肌に対処するのです。
実は上記に上げた成分はどれも、もともと人の体内に存在する成分です。
中でもセラミドは、先ほどご紹介した通り肌のバリア機能が正常に保たれるのに大きな役割を果たしているものです。
肌には真皮層という部分がありますが、この真皮層にはエラスチン、コラーゲン、ヒアルロン酸が存在します。
どれも肌の弾力を保ったり、高い保水力を備えたりして、それぞれが肌の健康を保っています。
肌に良い成分をサプリメントなどから摂る
化粧品だけでなく、食事やサプリメントなどから、肌に良い成分を摂取することも有効です。
例えばビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、たんぱく質や亜鉛などがそれです。
ビタミンCが美肌に良いことは広く知られています。
その他にも、ビタミンAは粘膜を健康に保つ成分であり、免疫機能を保ってくれますし、ビタミンB群も非常に健康に良い成分で、これが不足すると口内炎ができやすくなります。
亜鉛は細胞の再生に深く関わりのある成分ですので、これも肌にとっては非常に重要です。
肌はどうすれば乾燥しにくくなるのか?
健康的な生活を心がける
先ほどお伝えした通り、肌が乾燥する原因は、外部刺激からだけではありません。
生活習慣が乱れ、体内のバランスが崩れることも原因の一つなのです。
たとえば40代は忙しく睡眠不足になりがちですが、慢性的に睡眠不足が続くと、肌の生まれ変わりが正常になされなくなります。
また、適当な時間に寝たり起きたり、生活リズムが安定しないと、ホルモンバランスの崩れを引き起こし、肌の乾燥につながります。
正しいスキンケアも重要ですが、まずはその前に体内の環境が正常であることが重要です。
心当たりのある方は、今日からでも健康的な生活に切り替えてください。
肌乾燥を防ぐ効果のある食べ物を摂取する
乾燥を予防するには、栄養を取って内側から乾燥に対処することも大事です。
美肌に良いと言われる食べ物をドンドン摂って、肌に栄養を補給しましょう。
代表的なものは大豆や卵、緑黄色野菜やバナナ、うなぎ、チーズや肉類などです。
このほか、かんきつ類やナッツなども美肌に効果的な食べ物ですので、積極的に食べてくださいね。
寝具や衣類、肌に触れるものを見直す
普段何気なく使っている寝具、衣類。
実はそれらが肌に合っておらず、乾燥肌につながることもあるのです。
衣類や寝具に化学繊維が使われていると肌が乾燥しやすいと言われるため注意が必要です。
また、ウールなどは保湿効果が高い素材ですが、チクチクした刺激を与えやすいので、その点では注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
肌にはバリア機能というものがあり、これが正常に保たれることが、乾燥肌を防ぐことにつながるということがお分かりいただけたと思います。
肌に良い成分を摂り、体内の栄養バランスを正常に保つことそして規則正しい生活習慣を身に付けることなども、乾燥肌の予防につながります。
それだけでなく、肌を外部刺激から守ることも大事です。
肌に刺激を与えるような衣類や寝具を避けることはもちろん、熱いお湯には浸からない、顔をゴシゴシタオルでこすらない、などの工夫をするだけで、肌を守ることができます。
肌に良い成分を摂り、内側から肌をサポートすることを心がけること、そして肌に刺激を与えないことを徹底することで、40代の肌でも十分に乾燥を防ぐことができます。